2011年11月21日

世界のジュウシマツ展に桜十姉妹がいた

世界のジュウシマツ展を見物に行ったら、桜ジュウシマツという新しい品種(?)が居た。大雑把に言えば、クリームイノのパイド(並または小斑)で、目は赤。


sakura1.jpg
日本十姉妹アカデミークラブのサイトから引用
http://jbac.spawn.jp/

世界のジュウシマツ展では、小斑タイプの個体が高い評価だった。私の好みでいうと、並十姉妹タイプのほうが、クリーム色と白が混じりあって、良い感じだった。なぜ「桜」なのかは知らないが、桜文鳥とおなじで何となく語感が良いからだと思う。

桜ジュウシマツについては、月刊オールバード誌の過去記事に解説があったはずだけれど、私は読んでいない。聞きかじったことを元に書く。

桜十姉妹は、並十姉妹または小斑十姉妹で、クリームイノ遺伝子がはたらいているものを言う。クリームイノ遺伝子は性染色体上にあり、パイド(並または小斑)を引き起こす遺伝子とは、連鎖していない。

したがって桜十姉妹の作出法は、次のようになる。

(1)クリームイノ十姉妹オスと白(または小斑)十姉妹メスのペアをつくる。このとき、黒目の子と赤目の子が生まれる。黒目の子はオスで、クリームイノ・スプリット。赤目の子はメスで、サクラになる。

(2)クリームイノ・スプリットのオスと、サクラのメスをペアにする。このとき、パイドのオス、サクラのオス、パイドのメス、サクラのメスがほぼ同じ割合で生まれる。

(3)サクラのオスとサクラのメスのペアから生まれる子は、大半がサクラで、一部がアルビノになる。

このようにして、作れるはず。

ちなみに品種の組み合わせで、困難なのは、パールとクリームイノの結合種。おそらくまだ、世界中のどこにも存在していないだろうと思う。これは、パールとクリームイノの遺伝子がともに性染色体上にある(連鎖している)ためで、上のような交配が出来ない。

ただし、ある程度の確率で組み換えが起きるので、不可能ではないはず。

たとえばカナリアだと、アゲイトとシナモンは性染色体上で連鎖しているが、これらの結合種であるイザベルが作り出されている。

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posted by yanagisawa at 20:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 文鳥と遺伝
この記事へのコメント
始めてコメントさせていただきます。
とは言いながら先日変なメールを送ったものですが(笑)
桜十姉妹って、<ジュウシマツをデザインする(フィンチ工房)>というHPの管理人さんが作出を目指しているというアレとは違うのですかね?


Posted by at 2011年11月23日 00:30
あのサイトでは十姉妹以外との交配を目指すようなので、別物でしょうね
Posted by 柳沢 at 2011年11月24日 13:41
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