2010年06月26日

シナモン文鳥とモカブラウン文鳥

シナモン文鳥はオランダでは、レッド・ブラウン(Roodbruin)とモカ・ブラウン(Mokkabruin)の二種類に分けられている。

伊藤美代子「ザ・文鳥」では、レッド・ブラウンをシナモン、モカ・ブラウンをモカブラウンとしている。これは参考文献として挙げられている、Alois van Mingeroet"Zebravinken, Japanse meeuwen en Padda's"(「錦花鳥、十姉妹、文鳥」)によるのだろう。私はこの本を読んでいないので、次のサイトにしたがって説明する。

Henk's Riistvogel Pgina http://www.rijstvogel.nl/

レッド・ブラウンとモカ・ブラウンの違いは色の濃さで、頭の茶色が薄いのがレッド、濃いのがモカ。

比較写真 http://www.rijstvogel.nl/wpimages/wpcfee94a6_05.jpg

左がレッドで右がモカ。

次に、遺伝子。
ノーマル文鳥にレッド・ブラウン遺伝子がはたらくとレッド・ブラウンになり、モカ・ブラウン遺伝子がはたらくとモカ・ブラウンになる。しかし、これらの遺伝子の場所は同じなので、両方がはたらくことはなくて、どちらかだけ。

つまり、フォーン遺伝子座にはノーマルかレッドかモカのどれかの遺伝子が存在する。優劣は、ノーマル>モカ>レッドなので、遺伝子型と表現型の対応はつぎになる。

ノーマル/ノーマル → ノーマル
ノーマル/モカ → ノーマル
ノーマル/レッド → ノーマル
モカ/モカ → モカ
モカ/レッド → モカ
レッド/レッド → レッド

それで、モカとレッドの子どもはどうなるか?
モカ文鳥の遺伝子型としては、モカ/モカとモカ/レッドの二通りがある。レッド文鳥はレッド/レッドのみ。モカ/モカの場合は、子どもは全部モカ。モカ/レッドの場合は、モカとレッドが半分ずつ。

フォーン遺伝子がモカとレッドの二種類あるので、それに応じて、クリーム文鳥なども二種類に分かれる。モカ・クリームとレッド・クリーム。モカ・クリームのほうが色が濃いはず。

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posted by yanagisawa at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 文鳥と遺伝
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